「身体」から始めるじぶんづくりー齋藤孝『呼吸入門』

おすすめの本

「自分を変えたい」と思ったとき、多くの人は考え方やマインドセットから変えようとします。でも、どれだけ頭で理解しても、なかなか変われない。そんな経験はありませんか?

じぶんみらいスタジオがまず大切にしているのは、「こころの土台」を整えること。そしてその土台とは、実は「身体」と深くつながっています。


身体論の研究者が説く「呼吸」の力

明治大学文学部教授の齋藤孝先生は、『声に出して読みたい日本語』(シリーズ累計260万部、毎日出版文化賞特別賞受賞)で「身体を使って言葉を味わう」ことの大切さを伝えてきました。腹から声を出し、リズムを身体に染み込ませる。その実践の根底にあるのが「呼吸」です。

本書『呼吸入門』は、齋藤先生の身体論の土台とも言える一冊。呼吸を整えることで、心身の状態が変わると説きます。


なぜ「呼吸」なのか

呼吸は、私たちが無意識に行っていながら、意識的にコントロールできる数少ない身体機能です。

東洋では古くから、禅や武道、ヨガなどで呼吸法が重視されてきました。西洋の心理学でも、呼吸と自律神経、感情の関係が科学的に注目されています。じぶんみらいスタジオが大切にする「東洋の智慧と西洋の心理学の融合」という視点から見ても、呼吸はまさにその交差点にあるテーマです。


20代にこそ読んでほしい理由

特に20代の若い世代は、スマホやPCに向かう時間が長く、知らず知らずのうちに浅い呼吸になりがちです。浅い呼吸は、不安や焦りを助長し、集中力を奪います。

逆に言えば、呼吸を整えるだけで、日々のパフォーマンスや心の安定感が変わってくる可能性があるということ。

難しい理論書ではなく、今日から実践できる具体的な方法が紹介されているのも本書の魅力です。


「頭でわかる」から「身体でできる」へ

自己啓発書を読んでも変われなかった人、瞑想やマインドフルネスに興味はあるけど続かなかった人。そんな方にこそ、この「呼吸」という入り口をおすすめします。

「頭でわかる」から「身体でできる」へ。自分づくりの土台として、ぜひ手に取ってみてください。


関連書籍

齋藤孝先生は呼吸に関する本を複数出されています。

『呼吸入門』(2003年・KADOKAWA) 本記事で紹介した一冊。呼吸の思想的背景や日本文化との関連を深く掘り下げた原典的著作。「なぜ呼吸が大切か」を根本から理解したい方に。

『呼吸がすべてを整える』(2022年・リベラル社) 40年の研究の最新版。大谷翔平や藤井聡太など現代の著名人を例に、実践的なテクニックをコンパクトに解説。「すぐに実践したい」「読みやすい本がいい」という方におすすめ。

どちらも根幹となる「齋藤式呼吸法(3秒吸う・2秒溜める・15秒吐く)」は共通しています。

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