2026年5月10日(日)、池田市五月山体育館で開催された「第25回池田市長杯わんぱく相撲池田場所」。じぶんみらいスタジオは、子どもたちの健やかな未来を願い、本大会に協賛させていただきました。ご縁があり、当日も会場でお手伝いに入らせていただきました。
大会の所感(スライド)
第25回 池田市長杯わんぱく相撲池田場所
第25回 池田市長杯わんぱく相撲池田場所
大会テーマは「勇気・礼節・感謝」~心にいつもわんぱくピース!!!~。年長(5歳児)から小学6年生までのわんぱく力士たちが、学年別トーナメントで真剣勝負を繰り広げました。
土俵で見た「心の型」
土俵に上がる前に深く一礼。取組では真剣に組み合い、力の限りを尽くす。そして勝っても負けても、土俵を降りるときに、もう一度一礼。
その一連の所作の中に、勝敗を超えた「心の型」が宿っているように感じます。礼節とは形式ではなく、自分と相手を大切にする内側のあり方が身体の動きとして現れたもの。言葉で説明される前に、身体が知っている。そんな姿に、教えられる思いでした。
所作の根底にある「呼吸」と「肚(はら)」
実は、相撲ほど「呼吸」と「肚」が競技の核に位置づけられているスポーツは、世界でも稀です。
日本相撲協会の公式情報によれば、四股・鉄砲・すり足といった基本動作は、力士の重心を下腹部(臍下丹田)に導き、身体の中心軸を強く安定させるために工夫されたものとされています。
四股を踏み、土俵に上がり、深く一礼する。わんぱく力士たちが見せてくれる一つひとつの所作には、日本人が大切にしてきた「呼吸と肚の文化」が息づいているように感じます。
齋藤孝先生(明治大学文学部教授)は、著書『呼吸入門』(角川文庫)で、かつて日本人が当たり前に持っていた「腹から呼吸する」身体性が、現代において失われつつあると説かれています。呼吸を整えることは、所作を整えること。そして所作を整えることは、心を整えること。
土俵の上の小さな力士たちの姿は、私たち大人にも何かを思い出させてくれます。
何歳になっても、大切にしたい土台
じぶんみらいスタジオでは、大学生・専門学校生・20代の方を対象に、東洋思想と認知行動療法の考え方を融合させた自己成長支援を行っています。
扱う年代こそ異なりますが、「礼節を通じて自分と他者を大切にする心」「挑戦する勇気」「支えてくれる人への感謝」――これらは、何歳になっても私たちの土台になるものではないでしょうか。
メタ認知の出発点は、自分の所作・言葉・感情を一歩引いて眺めるところから始まります。土俵で深く一礼する瞬間、子どもたちは知らずのうちに、自分の立ち位置を見つめ直す時間を持っているのかもしれません。
地域で応援される大会

本大会には、池田市内外の多くの企業・団体が協賛として参加されています。食品メーカー・自動車・医療・教育・寺院・飲食店・各種商店――業種を超えて地域の子どもたちの育成を応援する輪が広がっていることに、あらためて温かさを感じました。
池田場所で活躍したわんぱく力士のうち、4・5・6年生の上位選手は大阪府決勝大会への出場権を得ます。そして大阪府大会を勝ち抜いた力士には、その先に全国大会が待っています。池田の土俵は、子どもたちの大きな挑戦の第一歩でもあるのです。
主催の池田市わんぱく相撲協会の皆さま、共催の(一社)池田青年会議所の皆さま、そしてこの一日を支えてくださったすべての皆さま、素晴らしい一日をありがとうございました。
来年、第26回大会でも、子どもたちの「わんぱくピース」が池田の街に響くことを楽しみにしています。
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